💻NFT事典

NFTアートを理解するためにNFT(Non-Fungible Token)の基礎知識を駆け足で解説します。

WEB3

Web3(ウェブスリー)とは、次世代のワールド・ワイド・ウェブとして提唱されている概念です。分散化ブロックチェーン・トークンベース経済などの要素が取り入れられており、一部の技術者やジャーナリストは、GAFAM(Google,Amazon,Facebook,Apple,Microsoft)と呼ばれる大手IT企業にデータやコンテンツが集中しているとされるWeb 2.0とこれを対比させています。

「Web3」という用語は、2014年にイーサリアムの共同設立者であるギャビン・ウッドによって作られ、2021年に暗号通貨愛好家や大手IT企業、およびベンチャーキャピタルなどから関心を集めました。(Wikipediaより引用の加筆修正)

ブロックチェーン

ブロックチェーンは、2008年にサトシ・ナカモトという名前を使った人物(またはグループ)が、暗号通貨ビットコインの公開取引台帳としての役割を果たすために発明したものです。このサトシ・ナカモトの正体は現在まで不明のままです。ブロックチェーンの発明により、ビットコインは信頼できる当局や中央サーバーを必要としない最初のデジタル通貨となりました。(wikipediaより)

イーサリアム

イーサリアムのネットワークを使えば、どこかのサーバーに依存することがないアプリケーション(DAppsダップス)を作ったり、ブラウザ上で売買契約を交わして所有権を移転させたりすることができるようになります。NFTアートはこのイーサリアムのスマートコントラクトを利用した売買によって成り立っています。

なお、イーサリアムはガス代と呼ばれる取引手数料が高いことが問題視されていますが、今後、バージョンアップで解決する予定です。(2022年9月に最初のプロセス「TheMarge」が実行され、もうひとつの問題であった消費電力問題が99.95%解決されました)

一方、2020年4月にローンチされた比較的歴史の浅いブロックチェーンSolana(通貨単位:SOL)はトランザクションの処理速度が非常に速く、かつ取引手数料(ガス代)を大きく削減できるブロックチェーンです。このようなイーサリアムキラーの銘柄もいくつか登場しています。

◆イーサリアム公式サイト:https://ethereum.org/ja/

仮想通貨取引所

◆Binance公式サイト:https://www.binance.com/ja

NFTマーケットプレイス

NFTマーケットプレイスはNFTを売買できるマーケットです。美術業界では作者から直接購入するやり取りをプライマリーマーケットというのに対し、それを売買するマーケットはセカンダリーマーケットと呼びます。NFTマーケットプレイスはそのどちらの役割も果たすことができます。

◆Opensea公式サイト:https://opensea.io/ja

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